記事一覧

山でバテない歩き方

学生時代の登山初心者の頃、
あるエキスパート登山家に教わりました。

自分で、
「ちょっと遅いかな?」
と感じるペースで登ればバテない。

登山で実践してみると、
その通りバテませんでした。

しかも不思議なことに
遅いペースでも登頂までの時間はあまり変わりません。

経験の浅い登山者はついつい普段の平地のペースで歩いてしまい、
バテてしまいます。

なんだか経営に通じるハナシとして、
ふと思い出しました。

決算検討会

当事務所の「売り」の一つとして、
決算検討会があります。

各社の該当期の決算(過去)の内容と、
将来予測(未来)に関して、
税務・財務・経営方針の観点からクライアントと話し合います。

「何を目指して経営しているか」は1社1社違います。
また、
その目指している方向のどの段階にあるかも毎期違います。

さらに、
クライアントは文字通り身体を張って経営されており、
その1年間の成績表(決算書等)が検討テーマです。

なので、
私もそのクライアントのことを寝ても覚めても考えていないと検討会になりませんし、
膨大な手間暇をかけて準備しています。

なので、なので、
決算検討会は当事務所の「売り」なのですが、
一部のクライアントにしか提供できていません。

量産できるようなモノではないし・・・
多くのクライアントに提供したいし・・・
悩ましい課題です。

東京のIT事務所

先日、
東京税理士会で最優秀IT事務所としての受賞をした
会計事務所を見学してきました。

毎月、事務所見学会を開催しているだけあって、
さすがに事務所見学(案内)も手慣れたものでした。

そこでの所長さんの予言は、
「2013年にはウィンドウズ8タブレットが世の中を変える」
というものでした。

確かに、
iPadを通常の仕事ベースで事務処理に使用するのはかなり大変です・・・

私もウィンドウズ8タブレットが世に出回ったらいち早く導入すると思います。
というか、
ウィンドウズ8タブレットを待っています・・・

プロの技

先日、
このホームページの作成を依頼している
株式会社エグゼクティブプレスさんが
http://www.executivepress.jp
打ち合わせで来所され、
そのついでに小川カメラマンが下記のブログのカフスボタンを撮影してくれました。

やはりプロの仕事は凄いですね。
ほんの数秒の瞬間芸のような撮影でしたが、
この出来映え!

同じモノを撮ったのに・・・

このような写真を見たら、
製造している株式会社トーアさんも、
今まで以上に自社の製品を尊敬するのではないでしょうか。

小川カメラマン曰く
「被写体が良いモノでないと、このような撮影はできない」
とのことでした。

それにしても・・・
「プロはこうでなければならない」と
こちらの背筋までが伸びるような
小川カメラマンの仕事でした。

ファイル 27-1.jpgファイル 27-2.jpg

カフスボタン

正確にはカフリンクスというらしいですが・・・

当事務所のクライアントで、
株式会社トーア
(実名公表は承諾済みです)
という創業85年になる金属加工メーカーの製品です。

恥ずかしながら生まれて初めてカフスボタンを付けました。
(社長さんに見立ててもらいました)

これがまた付けてみると、
さすがに老舗メーカーの製品だけあって独特のオーラがあります。
装着後、事務所の女性職員はさすがにアッという間に気づきました。

このカフスボタンのオーラが写真で上手く伝わらないのが残念です。

この製品は、
スーツ、シャツ、ネクタイ、靴、ベルト、鞄のコーディネイトの妨げにならないように、
敢えてノーブランドとして製造しているモノだそうです。
そして、
付けてみたら分かる良い加工技術です。
今後、株式会社トーア製のカフスボタンをコレクションしてしまいそうです。

ファイル 26-1.jpg

プライベート・ライアン

スピルバーグ監督の映画プライベートライアン。

今でもたまにDVDで観るのですが、
もう10年以上も前に、
ある若い社長さんから、
「プライベートライアンはリーダーのあり方として参考になった」
と聞いて以来、
私もリーダーシップの観点から観てます。
(映画の冒頭と最後に星条旗が大写しにされるので、
 この部分だけは私には不快ですが・・・)

公開当時のキャッチコピーは
「選ばれた精鋭は8人── 彼らに与えられた使命は 若きライアン上等兵を救出する事だった……」
「ノルマンディ大激戦の陰に 選ばれた8人の兵士達による たった一人の新兵を救出する作戦があった……」
です。

トム・ハンクス扮するミラー大尉が、
実戦経験豊富な荒くれた少数精鋭の兵士達をどのようにまとめて
理不尽な任務を遂行してゆくのか・・・

ネタバレになるのでここで詳細は書きませんが、
確かに、リーダーシップの観点から参考になる場面が多いです。

コードバン

このブログでギフトのネタが続いたので、
一応、キリのいい感じでギフト3部作にします。

大昔、私が小学校に入学する時に祖父から贈られたランドセルが、
今にして思えばコードバンのランドセルでした。

コードバンというのは、
農耕馬のような大きな馬(サラブレッドでは小さすぎる)の臀部の皮革で、
それも、
革製品にする時は皮の内側(内臓側)を表として使うかなり特殊で希少な革です。

ウィキペディアによると
「その起源は未だ謎のままであり、文献も見つかっていない」
「どのようにして発見され、素材として使用されるに至ったかその起源についても謎のまま」
とのことで、
非常に神秘的な感じです。

このコードバンを原皮から製品革にまで仕上げられるタンナー(皮革製造業者)は世界に2社しかないらしく、
そのうち1社は我国の姫路にあるらしいです!

上述のような知識は私が成人してから得たもので、
現在、私はコードバンの革製品は靴しか持っていません。

小学生の頃はそのコードバンのランドセルの値打も分からず、
「なぜ自分のランドセルだけいつまでも表面が滑らかで、
 しかもプラスチックのように光り続けているのだろう?」
と、
むしろ他の小学生のランドセルと違うことに嫌気や引け目みたいなものを感じていました。

成人し、
「あれはコードバンのランドセルだったんだ!」
と気づいた時には既に祖父は他界してました。

今でもそのランドセルの光り方は思い出せますが、
祖父に直接感謝を言うことはできません。

しかし、
今でも、
私が仕事でクライアントに提供する情報が理解されずに拒絶反応を受けてしまった時、
例えば、
まだ早すぎる段階でクライアントに管理会計情報を提供してしまった時、
例えば、
手遅れになる寸前にも関わらず、まだ心づもりのできていないクライアントに
事業承継の提案をしてしまった時等々に、
あのランドセルを思い出し、
「いつかきっと理解してもらえる時が来る」
と揺らがずにいられる大きな財産となっています。

良いもの、良い仕事は、その時に理解されなくても、
いつかきっと分かってもらえる時が来る。
例え提供した本人が他界した後でも・・・

と思えるコードバンのランドセルでした。

海島綿

前回ブログに引き続き、
かつて私がギフトさせていただたシリーズです。

海島綿のバスタオル

これは、
数年前に、あるクライアントの役員の方の快気祝いで贈らせていただきました。

海島綿(かいとうめん)は、
いわゆる「繊維の宝石」とか「クイーン・オブ・コットン 」と言われている繊維です。

日本のテレビや雑誌メディアの言う「セレブ」ではなく、
ホンマの王侯貴族の連中が使っている綿です。

英語ではシーアイアランド・コットン(Sea-Island Cotton) と呼ばれていて、
つまり、海島綿は、まさに直訳 !

カリブ海の西印度諸島の一部だけで産出されるコットンで、
16世紀の後半にイギリスがスペインの無敵艦隊を破って
西印度諸島を支配した時にイギリス王室に献上されたものです。

極上の品質で、かつ、産出量が非常に少なく、
当時のイギリスの王侯貴族はこの海島綿を門外不出のコットンとして王室の専有品としてしまったため、
ずっと世に出ていませんでした。
(葉巻でのコイーバみたいな感じですね)

日本に初めて入ったのは1975年。
今でも「協同組合 西印度諸島海島綿協会」が、配分と品質・縫製管理を厳格に取り仕切っていて、
そこの組合員の商品以外はニセモノ、という徹底ぶりです。

その特徴をネットで調べてみると、
・超長繊維のために撚りの回数が多いので、繊維そのものがふっくらしていて、カシミアのようになめらかでソフトな肌触りで、しかも繊維の中空の部分が他のコットンよりも肉厚なので吸湿性が優れている。
・他のコットンよりも光の反射率が50%ほど高いので、コットンは本来あまり光を反射しないのに絹のように輝くような光沢を放つ。
・普通のコットンの繊維に含まれている油脂分は0.34%くらいなのに、海島綿は0.65%と多いので、触った時のぬめり感が良くなり、ひとたび身に着ければ、他のコットンは身につけたくなくなる程快適で贅沢な着心地。
・しかも、上記のような特徴は人工的な加工ではなく、天然の特性として備わっているため、洗濯を繰り返してもそれらの性質が損なわれにくい。

という強烈なモノでした。

日本で市販されている海島綿を使った製品をいろいろ探したのですが、
最も大きいものでバスタオルまででした。

タオルケットとか、ベッドシーツとか、
大きなモノは今でもイギリスの王侯貴族しか入手できないのでしょうか・・・

我が家も1枚だけバスタオルを入手しましたが、
その使い心地たるや・・・
・・・使うほどに孤高・伝統・希少という言葉を感じる、襟を正したくなるほど凄いモノでした。

綿のバスタオルなぞ今やコモディティですが、
そんな中でもやはり飛び抜けて凄いものはあります。

会計事務所も然り。

RM

あるクライアントの経理部長の奥様がバーテンダーでして、
先日、心斎橋にて独立開業されました。

店名だけで「こだわりのショットバー」と分かるくらい気合の入った店です。

で、
オープン祝いに何を持って行こうかと
他のバーテンダー(ソムリエ資格もあり)に相談しましたところ、
「私は同業者のオープン祝いにはよくシャンパンを持って行きます」との回答でした。

結局シャンパンで、
「とにかくRMでマグナムボトル」というモノを探すことにしました。

当事務所は大阪のいわゆる新地という繁華街からすぐの場所にありますので、
昼休みに新地の酒屋を回りましたが、
「RMでマグナムボトル」は全く見つかりませんでした。

このRM、
レコルタン・マニピュランの略で、
畑での葡萄の栽培、ワインの醸造、ボトリングまで全て自分で行うシャンパンの造り手のことです。

零細な造り手が多いので、
ハーフボトルやマグナムボトルというバリエーションを出すリスクは回避してる事が多いのではないか・・・
とは酒屋の方のコメント。

最終的には、
ジャック・セロスという造り手の、普通の750mlのボトルにしました。

このジャック・セロスというのがまた神格化されたこだわりの造り手でして、
完全な自然農法(ビオ・ワイン)。
つまり手間はかかるが余計な農薬や肥料を使わず、
畑の持つ本来の個性が発揮されるよう葡萄を栽培し、
その葡萄から添加物なしのワインやシャンパンを造っている・・・らしいです。

ジャック・セロスの年間生産量が4,000本。
有名なモエ・エ・シャンドンの年間生産量が25,000,000本。
(モエ・エ・シャンドンはNM(ネゴシアン・マニピュラン))

その差6,250倍 !

どちらも徹底してるので凄いと思いますが、
御社ならどちらの道を選びますか?

オーディオ設置

今月に入り、
事務所内の職員作業スペースにオーディオを設置しました。

敢えて、新人の中でも最年少の職員に「オーディオ運用管理責任者」になってもらいました。

ipodも接続できるのですが、
今はとりあえず、私の手持ちの200枚ほどのCDをコンテンツとしているようです。

で、
そもそも全員がオーディオ設置に賛成してるかどうか分からない中での強行設置だった上に、
職員は20代から60代まで年齢層は幅広く、当然に音楽の好みは様々のはずです。
音量も、人によってうるさく感じたり、小さいと感じたり・・・

そんな中で、最年少の新人がいかにオーディオを運用管理していくか・・・

なかなか難問ですが、
実はこれは我々の本業にもちょっと関連する論点です。

税金をゴマかそうとしたり、粉飾をしそうなクライアントがいたとして、
いかにして「あるべき姿」の決算をするよう、
「その気」になってもらうか。

無茶な投機や儲け話に走りそうなクライアントがいたとして、
いかにして落ち着いて再考してもらうよう「その気」になってもらうか。

つまり、方向性の違う方々にいかにして「その気」になってもらうか。

これはもう、
誠心誠意のコミュニケーションしかないと感じていますが、
やはり、こちらの考え方と態度と場数がモノを言います。

「オーディオ運用管理」が良い訓練の場となればいいのですが・・・