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インスタグラム

事務所&出版した拙著の告知を兼ねて
去年からインスタグラムをしています。

いわゆるインスタアドレスは
takahashijumusyo
です。
https://www.instagram.com/takahashijimusyo/

経営書ではありますが
京都花街文化に関する本ですので、
芸舞妓さんに特化した写真を投稿しています。
さすがに芸舞妓さんは「インスタ映え」するので、
意外と「いいね」の数が多いです。

インスタグラムでは
経営や税金のコメントはせず、
少しだけ京都花街文化のコメントを付けて投稿をしています。

よろしかったらご覧ください。

なお、
拙著のアマゾンでの購入ページは以下のとおりです。
http://amzn.to/2qW9r9e

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出版から1ヵ月経過しました

2017年4月3日に

拙著

『「一見さんお断り」の勝ち残り経営』
~京都花街お茶屋を350年繁栄させてきた手法に学ぶ~

が出版されてから1ヵ月が経過しました。

やっとAmazonでの売り切れ状態も解消し、普通に購入できるようになっています。
実は当初、出版社のご尽力により、
通常の無名新人の10倍の冊数をAmazonに搬入していただいたのですが、
2週間で売り切れていました。
有り難いことです。

意外だったのは、お茶屋の関係者の方々に好評だった点です。
他にも出版業界のこと等々、出版してみて初めて分かったことも多かったですし、
いろいろと勉強になりました。

経営書として執筆しましたので、
経営者である置屋・お茶屋のお母さんに着眼した内容も多いですが、
お陰様で好評で、
ボチボチ反響も出始めています。

想定外のこととして、
私は「京都の会計士」と思い込まれることが生じました(笑)

学生時代は京都に住んでいましたが、
今は兵庫県在住で、大阪で開業しています。
クライアントは全国区でOKです。

和食

最近、縁あって東京の神楽坂で本格的な和食を食べる機会がありました。

当事務所は大阪にありますので、
京都や大阪の和食はちょくちょく食べているのですが、
東京での本格的な和食は久しぶりでした。

そこで関西と東京の和食の違いに驚きました。

まぁそもそも水が違うので出汁の引き方も違いますし、
塩気の強さも全く違いますが、
それと共に、食材のセレクトの違いに驚きました。

京都・大阪は、今が旬で美味しいものが優先され、
東京は、まだ旬には早すぎる珍しいものが優先される、
という感じでしょうか。

少ないサンプルで、実体験だけを根拠にブログを書いていますので、
「東京は」と決めつけるのは荒っぽいですが、
とにかく考え方の違いに驚きました。

良い悪いではなく、考え方の違いです。
誤解なきよう。

なんとなく、
平安とかの昔からの京都と、鎌倉・江戸とかの時代からの関東、
というあたりに
和食の東西の考え方の違いのルーツを勝手に感じてしまいました。

手品とお笑い

最近、ちょっと必要性を感じて、
手品とお笑いの研究をしています。

プレゼンテーション、見せ方としての研究です。

このHPで紹介している「かいしゃの糧」という新しいツールを開発したのですが、
その「見せ方」に関して改善の必要性を感じており、
考えた結果、手品とお笑いの研究に辿り着きました。

手品もお笑いも、タネとかネタがあります。
同じタネやネタでも、
素人のアマチュアが人前で披露するのと、
プロが人前で披露するのとでは雲泥の差が出ます。

この「見せ方」に関してはマニュアルや標準化された手順があるわけではなく、
各手品師やお笑い芸人がオリジナルでストーリーやシナリオを考えて
芸や技として人前で披露しているところに凄さがあります。

そこには才能と研究と場数が必要です。

そしてそれはあらゆるプレゼンテーションの参考になると思い、
ちょっと研究を始めました。

ちょっとバーテンダーシリーズを

下の写真は、
いつも登場する当事務所のモデルとなったショットバーの
バーテンダーさんのお店用ベストです。

そのベストに関して、
テーラーさんが凄い仕事をしてはったので、
思わず撮影させてもらいました。

表地、裏地、背中の生地、そしてその背中の生地を使った包みボタン等々、
それぞれの生地も最高品質で、
背中の生地は一見、裏地にも使えそうですが、
実は凹凸がありすぎて裏地に使用するとシャツがボロボロになります。
よって、裏地はツルツルの別の生地を使用。

その他、細部まで気を遣った凄いベストでした。

そしてそれは、
私のような服飾の素人でも一目で「凄い仕事」と分かるのが、
これまた怖いです。

どんな仕事でも、
客は千里眼です。

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専門

この写真のノコギリは、
毎晩、あるバーテンダーが
大きな氷からロックアイスやカクテル用の氷を切り出すために使用しているものです。

写真下の小さな方は庭師用のもので、
そのバーテンダーが長年
自分の店の開店前に毎晩氷の仕込みのために使用してきたものです。

写真上の大きな方は氷屋さんが貸してくれたもので、
最近、小さいノコギリに代えて使い始めたそうです。
写真では分かりませんが、刃の形状等、細部も全く違います。

実際に上の氷用の大きなノコギリを使用してみると、
氷の仕込みが今までの何分の一かの時間で済んでしまうそうです。

そのバーテンダーさんは
「今までの氷の仕込みに使ってきた時間は何だったんやろか・・・」と
嘆いてました。

やはり餅は餅屋で、
ノコギリでも何でも、
特定分野に特化した専門性の高いものは
それ相応の高い価値があるものです。

我々のような士業の専門家も同様です。
専門家として報酬を得てサービス提供する以上は、
このノコギリのように
「やっぱり専門外の素人とは大違いやわ」と
感じてもらえるのは当然なのです。

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ASCAP

ASCAPは、
米国での音楽やその他音楽に関連する著作物を保護するために設立された非営利団体で、
日本語では米国作曲家作詞家出版者協会と訳されます。

この団体が、
自らの100周年の記念に、
この100年間のベスト100曲を公表しています。
http://www.ascap.com/press/2014/0213-ascap-turns-100

作曲・作詞の観点からのベスト100で、
ジャンルは様々、ヒットチャートでの最高順位も様々です。

ただ、
さすがに歴史に残るだけあって、
名曲が多いなぁ、というのが私の感想です。

このリストを見て、
なぜか、
やはり正面から正統派の仕事をし続けなければいけない、
と感じた次第です。

会計事務所とは全く異なる分野なのに、
良い作品は分野違いの者の襟をも正してくれます。
不思議なものです。

東海バネ工業 坂口専務

当事務所のクライアントである
東海バネ工業株式会社の坂口辰雄専務取締役が、
(実名公表は了承済)
本日の株主総会をもって任期満了となり円満退任されました。

今まで、
坂口専務からは数多くのことを学ばせていただきました。

本日のお話しも貴重でした。

本日の株主総会後、後進の取締役に、
「若い技術者にテーマを与えよ。
 テーマを与えて伸ばしてやれ。
 その、与えるテーマを考えることが上司の仕事や。」
というお話しでした。

まだまだ坂口専務から学ぶことはあるのに、
ご退任が残念です。

東海バネには渡辺社長という偉大な社長がおられますが、
偉大な専務の退任は、後を引き継ぐ社員・取締役にとって、
相当の覚悟を強いるものであるなぁ、と痛感した株主総会でした。

画竜点睛

(税務制度上の)書面添付は、龍の眼を入れる仕事である。

当事務所の野田税理士の名言です。

税務上の書面添付制度とは、
荒っぽく言うと、
税務申告書について、税理士が、自ら計算し、整理し、若しくは相談に応じた事項、又は審査した事項について、税理士としての意見を、税務行政庁に対して明らかにする手段として設けられたもので、
その結果、実地調査(税務調査)が省略されることもあり得るものです。

しかし、これを税務調査省略のためのツールではなく、
クライアントへの決算と申告内容の説明資料という観点で見たとき、
非常に有用な資料となります。

決算書は中小企業の唯一の歴史書ですが、
ここに上述の内容の書面が添付されると、
決算書に魂が入ります。

まさに画竜点睛です。

今後、当事務所では書面添付を龍の眼を入れる仕事と考え、
向き合って行きます。

微分方程式 初めて使ってみました

あるクライアントの月次検討会で
必要に迫られて初めて微分方程式を使いました。
因みに、「微分」と「微分方程式」は違います。念のため・・・
(私は理工学部出身なんです)

微分方程式と言っても、
大まかな考え方と経営への応用まで、ですけど…

当事務所のクライアントの経営陣は
圧倒的に文系の方ばかりです。

ですから、
理工系の優れたツールの一つである微分方程式の概念は
敢えて出さずに仕事をしてきたのですが、
ついにそれを突破する必要性に迫られたクライアント・月次検討会が現れました。

いざ、微分方程式を使って
経営課題の問題点と解決の考え方を説明して主張してみたら
意外とすんなり理解していただけました。

これに味を占めて、今後、多数のクライアントに多用するかもしれません。

畑違いでも、とっつき難くても、優れた考え方を他分野に実務的に応用すると、
意外と万人に理解されるという新発見でした。

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