記事一覧

画竜点睛

(税務制度上の)書面添付は、龍の眼を入れる仕事である。

当事務所の野田税理士の名言です。

税務上の書面添付制度とは、
荒っぽく言うと、
税務申告書について、税理士が、自ら計算し、整理し、若しくは相談に応じた事項、又は審査した事項について、税理士としての意見を、税務行政庁に対して明らかにする手段として設けられたもので、
その結果、実地調査(税務調査)が省略されることもあり得るものです。

しかし、これを税務調査省略のためのツールではなく、
クライアントへの決算と申告内容の説明資料という観点で見たとき、
非常に有用な資料となります。

決算書は中小企業の唯一の歴史書ですが、
ここに上述の内容の書面が添付されると、
決算書に魂が入ります。

まさに画竜点睛です。

今後、当事務所では書面添付を龍の眼を入れる仕事と考え、
向き合って行きます。