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懐かしの門司港

2015年2月2日

 

私は福岡県北九州市門司港で生まれ育ちました。

 

18歳の時に関西に来てから、ずっとこちらに生活の拠点があります。

関西が好きで、すっかり馴染んでいるのですが、時々地元を思い出します。

 

今日電車で「アインシュタイン、相対性理論100年」という広告を見ました。

こういったネタは個人的に好きなため、つり広告を見入ってしまいます。

 

地元門司港には、門鉄会館と呼ばれていた洋館がありました。

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実家の目の前にあった洋館は、幼い僕には妖艶な雰囲気があり、無断でその敷地を探検したものです。

 

そんな僕に「あそこは、アインシュタインが泊まったところだから、やんちゃしては駄目」と母が言っていました。

 

当時アインシュタインが誰だかわかりませんでしたが、アインシュタインの洋館で遊ぶ事が楽しかったのを今でも覚えています。

 

アインシュタインと聞くと、幼い頃の冒険のイメージが沸いてきて懐かしくなります。

 

そんな懐かしの門司港に浸っていた今日、事務所主催の交流会で思いもよらない出会いがありました。

書道家の方で、なんと門司高校出身とのことでした。

 

大阪に来て、同じ出身高校の方と会うことがなかったので嬉しかったです。

 

同郷の方とあうと、必ず方言の確認をしあうのは面白いですね。

「・・・っちゃ」「・・・け」という方言、懐かしく心地よいです。

 

偶然目にしたアインシュタインの広告やお会いした書道家の方を通じ、地元を懐かしめた事を嬉しく思います。

幼い頃を過ごした頃の記憶は、どこかかなたに存在しており、ふとした瞬間によみがえります。

いくつになっても、育った土地は育った土地なんですね。

 

少年時代を過ごした頃を思い出した一日でした。